編込み加工ワイヤ(割差し)とは?

加工ワイヤの中で、玉掛作業などに用いるために、ワイヤの両端にアイ(わっぱ)を作る定番の端末加工があります。
そのアイ加工は大きく分けて、ロック止め加工と編込み加工の2種類があるのですが…。

今回ご紹介するのは『編み込み加工』です。♬

編込み加工ワイヤロープについて

編込みワイヤはアイスプライス加工、割差し、籠差し、さつま加工など多数の呼び名があります。
ロック管を使用せずにワイヤを編み込むだけでアイ部分を作り出す加工です。

※当社製品は、ロープ加工技能士の免許を取得した職人が1本ずつ加工しております。
ご安心してお使いいただけます。

受注生産オーダーメイドで
加工ワイヤロープが自由自在!

編込みワイヤロープ 割差し 黒とメッキ

モノツールの編込み加工ワイヤロープは、黒・生地(O/O)とメッキ(G/O)の2種類をご用意しています。ワイヤ径は現在、6mm~38mmまでWEB上からオーダーいただけます。オーダーメイドなので、ワイヤ長さも細かく指定可能です。

※40mm以上の加工ワイヤも多数承っております。ご希望の際はお気軽にお問い合わせくださいませ♬
※黒とメッキの違いはこちらの記事でご紹介中!

↓ ↓ ↓

編み込みワイヤのメリット

ロック圧着止め加工の場合、どうしてもロック管部分で引っかかりが生まれます。作業工程の中で、例えば荷物の下を通す場合や狭い部分にワイヤを通す必要がある時など、引っかかりがあるとスムーズに作業ができず、作業ストレスが発生します。また、大切な製品を傷つけてしまう可能性も高まります。

このような作業工程に編込み加工ワイヤは最も効果を発揮します。
ロック管の引っかかりは僅かなのですが、このデティールが大きな結果へと繋がるのです。

最強の編込みと呼ばれるフレミッシュ加工

さらにモノツールの編込みワイヤは全て『フレミッシュ加工』と呼ばれる編み方で制作しています。

フレミッシュ加工ワイヤについて

フレミッシュ加工とは

通常のアイスプライス加工と異なり、一度ワイヤを構成するストランド6本を3本ずつに分け、アイ(輪)の部分でよりあわせる前処理法です。
フレミッシュ加工をすることによって、通常の割差しよりもさらに丈夫で抜けにくくになり、ほどける前にワイヤが破断すると言われるほどの強度になります。
最大限の強度を発揮し、寿命も上がります。
結果的にコストパフォーマンスUP・作業率UP・安全性UPとなる大変人気な特別仕様の玉掛ワイヤです。

ぜひ、モノツールの編込みワイヤを体験してみてください!

By | 2020-04-08T16:26:27+00:00 3月 24th, 2020|ワイヤロープ|