標準型・SI型・SIC型・NSIL型・LUSI型が選べる！マックスプル MC-10 カスタム対応 スチール製 キャプスタン式ウインチ 手動ウインチ1000kgf用

簡単な操作性

機械効率が高いので、他社製ウインチと比較して操作時の手荷重が非常に軽く、作業が容易。コンパクト設計で軽くて持ち運びも大変便利。また、本体の固定は、所定のボルトで簡単に取付けができます。更に大きな特徴は、各部品がプレス加工でできており、全体がボルトにより組み立てられていますので手軽に分解できます。修理の場合でもパーツをお求めになるだけで、取扱説明書に従い、どなたでも簡単に修理・組立が行えます。

ズバ抜けた耐久性

軸受部には、全て一流メーカーのボールベアリングを使用しています。巻上げが軽く、磨耗に対してズバ抜けた強さを発揮します。さらに、減速機には特殊な熱処理を施した当社独自の転移方式によるギヤを採用、。ゆとりを持つて作業をこなします。メカニカルブレーキもギヤップを自在に調節できる機構になっていますので、耐久性が抜群です。なお、表面には完全な下地処理をして、焼付け塗装をほどこしてあり、錆に強く、作業場所を選ばず、堅牢無比です。

信頼ある安全性

厳選した材質と高度な設計・技術によって、極めて高い安全性を誇っています。特に集中的に荷重が加わる部分には、精密プレス加工によるリブまたはダブルプレートなどを組み合わせ、一段と強度を高めています。メカニカルブレーキには二重安全機構を採用、万一、爪アーム部に衝撃が加わつてもノーブレーキになることはありません。信頼性が高い安全設計です。

取扱い上の注意事項

キャプスタンウインチは荷重を垂直に吊り上げる用途に使用しないでください。台車等を水平に引く業務に向いています。手繰りとる側に張力が必要です。

●MC型ウインチは、つづみ形ドラム（キャプスタンドラム）の中ほどにワイヤロープを5巻か7巻まきつけ、ハンドル回転操作をしながらドラムに巻き取った分のワイヤロープ長さを、たぐり取っていく必要があります。このとき、ドラムと巻き付けたワイヤロープがスリップしないように、たぐり取るワイヤロープ側に引張力（テンション）をかけることが必要です。たぐり取るワイヤロープ側に必要な引張力の大きさは、下記表を参照してください。

標準型：ブレーキ解除タイプ

無負荷時にストッパの噛み合いを外すことにより、ブレーキを解除することが出来ます。ドラムが空転状態となりますので、ワイヤロープの繰り出し作業が容易に行えます。垂直吊りでのご使用は誤操作により事故が発生する恐れがありますので、ブレーキを解除できないタイプの『SI型』をお勧めいたします。

SI型：ストッパー内臓式

ブレーキ解除が必要ない時の安全設計。ブレーキを解除できるストッパーアームが外部に出ていると、誤動作しかねない場所、主に学校体育館用各種ネットの昇降、バスケット・ゴールボードの昇降等に使用されています。ブレーキを解除してドラムを空転に出来るストッパーアームをなくし、ストッパー機構を密閉式の特殊クラッチカバーに内蔵した方式で、巻上げ、巻き降ろし作業を誤動作による危険なしに安全に行えます。GM型、MR型、MC型のそれぞれの機種に製作可能です。

SIC型：ブレーキ機構の防塵・防滴式

防塵・防滴を考えた保護設計。ＳＩ型同様、ブレーキを解除してドラムを空転させるストッパーアームがなく、密閉式の特殊クラッチカバーにストッパー機構全体を内蔵したタイプです。ブレーキ機構全体を防塵、防滴式とするため、クラッチカバーの取付フランジにシートパッキングを、クラッチとの摺動部にシールパッキングを、それぞれ使用しています。また、ブレーキ機構から発する騒音も小さく、ブレーキ部分のメンテナンス期間を他機種に比べて比較的長くとっても、動作はきわめてスムーズです。GM型、MR型、MC型のそれぞれの機種に製作可能です。

NSIL型：無騒音式

ラチェツト音がしない静しゅく設計。開幕時の劇場の張りつめた空気をそこねたり、静かな生活環境に騒音をまき散らすのを避けるために開発された、無騒音式のブレーキをそなえたタイプです。2枚の磁束増強プレートと異方性永久マグネットの働きにより、ハンドル操作中はブレーキ機構を解除して、無騒音での巻上げ、巻き降ろしを可能にし、ハンドル操作停止と同時に自動ブレーキが作動します。マグネットおよび支持金具が不測の事故で機能を失った場合には、ただちに予備スプリングが働いて、ブレーキが作動する安全設計です。この方式では、外部からのブレーキ解除によるドラム空転はできません。GM型、MC型のそれぞれの機種に製作可能です。

LUSI型：左回転式

左回転で巻上げ、右回転で巻下げ。ハンドルを左回転で巻上げ、右回転で巻き下げとなります。通常の右回転で巻上げのウインチと形状・寸法は同じです。GM型、MR型、MC型のそれぞれの機種に製作可能です。